ああ懐かしき、カテナチオ

先日、京都へ旅行に行った時のことです。寺院巡りをしていた際に、かんぬきをかけた大きな扉を見ました。今時こんな前時代的なカギが…と思うものの、カッチリとハマっていて強固にも見え、実際手を触れてみると、その堅牢さに感心したものです。また、それと同時に、サッカーのイタリア代表が誇る堅牢な守備「カテナチオ」を思い出しました。

カテナチオとはイタリア語で「かんぬき」という意味を持ち、サッカーイタリア代表の守備の堅さを表していました。特に数年前の、アレッサンドロ・ネスタとファビオ・カンナバーロが誇った鉄壁のような堅い守備は目を見張るものがあり、当時社会人サッカーを楽しんでいた私はイタリア代表の試合を観て興奮したものです。代々受け継がれてきたカテナチオの完成形とも言える守備力に息を呑み、社会人チームの面々と集まってサッカーゲームをする時は、イタリア代表をよく使っていましたね(笑)今はイタリア代表も世代交代し、当時ほどカテナチオという言葉を聞かなくなってしまったのが少しさみしくもあります。ああ懐かしきカテナチオ。決して今のイタリア代表が弱いだとか言うつもりはなくとも、あの頃を懐かしんでしまうのは、「昔はよかった」と言うような懐古主義的な部分もあるんでしょうかね。

そしてそのカテナチオを思い出し、寺院の扉の堅牢さに触れて、自宅の防犯意識を高めようとも思いました。カギをかけていれば大丈夫という気持ちが、どこかにありました。

ですが、そのカギを効率的に、かつ効果を最大限に発揮するようにしていなければ、なんの意味もないんですよね。玄関のカギばかりしっかりして、他の窓や勝手口が疎かでは意味がありません。全てが連動するように作用し堅牢な守備を誇るカテナチオのように、家の防犯を意識したいと思います。