鍵あり・鍵なしは重要なポイント

kagiari_kaginashi自分の部屋にカギがついているかいないかというのは、大きなポイントになるものです。また、子ども部屋にカギを付けるか否かという議論は、その家族のあり方を含め、さまざまな場所で行われるものです。

部屋にカギが付いているということで担保されるのは、個人のプライバシーであることは間違いありません。自分が不在にしているときに、自分の部屋にほかの家族が入ってくるという状況は、たとえそこで何もしないとしても気持ちの良いものではないのです。まして勝手に片づけをされてしまったり、私物を借用されるようなことがあれば、実害がなかったとしてもカギを取りつけたくなるのは当然といえるでしょう。

また、自分が部屋にいるときでも、いきなり家族に入ってこられるのは気持ちの良いものではありません。着替えているときなどはもってのほかですし、自分だけの空間と時間を楽しんでいるときに、それをいきなり中断されることは非常に気分を害するものなのです。
このように、自分の部屋を持っている人にとっては、その部屋を自分のプライベート空間とするため、カギを取り付けるというのがどうしても求められがちです。しかし、ここで考えておくべきことは「たとえカギが無くともプライバシー空間が担保されている状態こそ望ましい」ということです。
携帯電話やスマートフォンにロックを掛けている人は多いと思いますが、これは万が一紛失した際などに、悪用されることを防止する意味もあります。

もしも家族しかその携帯電話に触れないとしたら、それでもカギは必要でしょうか。男女に限らず、他人の携帯の中身を見たがる人がいます。「隠すから悪い」というのが常套句ですが、相手が何か隠し事をしていたら拷問しても良いという理屈に通じる危険思想です。
ここで大切なのは、部屋であれ携帯電話であれカギをかけなくともプライバシーが守られることであり、そこには周囲の人間のモラルが求められているのです。